ちょっと偉そうなタイトルで、すみません…(^^;
このブログを改めて振り返ると、いちばん言いたいことは、これなんじゃないかと思いました。
数あるハウスメーカーの数ある提案の中から、とにもかくにもゼロキューブを選んだ人が、実際にゼロキューブを建ててみて、住んでみて、後悔や失敗をしないための一助になることが、このブログの使命であろうと( ・`д・´)
ということで、ゼロキューブを建てるにあたっての失敗しないための心得的な何かをまとめてみました。
目次
- 1.たくさんのゼロキューブを見にいく
- 2.ゼロキューブが建てられる土地を見つける
- 3.信頼できるハウスメーカー、営業担当者、現場監督を見つける
- 4.間取りはじっくり時間をかけて
- 5.間取りを決めながらインテリアも決める
- 6.意味不明の追加料金に要注意
- 7.最低限の知識を蓄え情報武装する
- 8.大事なことは証拠を残す
- 9.勇気を出そう
- 10.まとめ
1.たくさんのゼロキューブを見にいく
まずこれ。いまゼロキューブはいろんなところに建ち始めています。近隣になくてもハウスメーカーにお願いをすれば隣エリアのゼロキューブ見学を手配してくれます。
ウチの場合、基本のゼロキューブとゼロキューブ+BOXだけではなく、Simple Style+BOXや、ゼロキューブカスタム(間取りをほぼ全変更)などを見学させてもらいました。
場所はウチのエリアや隣のエリアのみならず、ゼロキューブの本場(?)、大分市まで見に行ったこともありました。
より多くのゼロキューブを見た方が、よりイメージは深められるし、インテリアや外構なども大いに参考になります。
具体的な打ち合わせに入るまでに、より多くのゼロキューブを見て、気になる点を徹底的に集めておくことをお勧めします。
2.ゼロキューブが建てられる土地を見つける
建売ゼロキューブやゼロキューブパートナーの条件付き分譲地が見つかればラッキーですが、なかなか希望のエリアで探し当てられるとは限りません。
そんなときは、やはり地道に探すしかありません。
ゼロキューブは少なくとも10×10メートル以上の広さがあれば建てられます。本当に10メートル角だと駐車場ないやんけ、となりますが、ゼロキューブはガレージ付きもありますよ。
土地と建物を別々に購入するのは、建て売りや条件付き分譲地に比べたら、まあ面倒と言えば面倒ですが、手続きは言われた通りに進めれば良いだけ。
平日に2日ほど有休をとった記憶はあるけれど、終わってみれば大したことはありません。勇気をだして、個別の土地を探してみましょう。
3.信頼できるハウスメーカー、営業担当者、現場監督を見つける
家を建てるにあたり最も大切な要素がこれ。
ゼロキューブは、ご存じの通り、大分のベツダイさんのフランチャイズ(ゼロキューブパートナーズ)で展開されているブランドで、基本的に担当エリアが決められています。
我がゼロキューブを担当したハウスメーカーは、しっかりとコミュニケーションが取れ、対応も早く気も利くし、自由度も高い、とても良いメーカーでした。
一方で、隣のエリアの別のゼロキューブパートナーはまったく融通が利かなかったようです。
その話は、担当ハウスメーカーから聞きましたが、隣のエリアで建てようとした施主から相談されたようです。
「ゼロキューブを建てたいけど地場のメーカーが融通が利かない。エリアが違うけど建ててもらえんやろか」と。
実際には建てられたのかは聞いていないけど、とくに問題ないみたいでした。そもそも、ウチのエリアにも別エリア担当のメーカーがゼロキューブを建ててましたので。
もし、ハウスメーカーの対応や方針に不満を感じたら、近隣の別のゼロキューブパートナーに相談してみるのも1つの手です。
また、担当営業や現場監督と上手くやりとりができなかったり不信感を持ってしまったら、勇気を出して上長に直接TELして、担当者変更を依頼してみましょう。
4.間取りはじっくり時間をかけて
土地さえ購入してしまえば、あとは間取りをじっくり決めます。このとき、ハウスメーカーの営業担当者は、営業成績や会社の業績の関係上、少なからず急かしてきます。
加えて、施主自身のスケジュール感が絡むと、早いとこ契約して地鎮祭、棟上げをスターとしたいところ。
その結果、納得いく間取りを見つけられないまま、妥協した状態で決定してしまうことになります。
でもプレッシャーに負けず、スケジュールの後ろ倒しもやむ得ず的な精神で、納得のいく間取りを見つけてください。契約はそれから。
間違っても、間取りが納得いかないのに契約を終えてはダメ。「間取りは契約後でもゆっくり」とか言うハウスメーカーがいますが、むしろ「契約は間取りが決まってから」というスタンスで行きましょう。
また、間取りはイメージを伝えるのではなく、具体的に図にして渡すのが正解。構造上できなかったり、日常生活に支障を来すようなら、良識的な担当者なら教えてくれるはずです。
5.間取りを決めながらインテリアも決める
間取りが良くてもインテリアが残念だと、満足度は下がります。間取りも大切ですが、インテリアはそれ以上に大事、くらいな気持ちで、しっかりイメージを。
自分達の場合、ゼロキューブを建てることに集中しすぎて、インテリアは建った後に具体的な検討開始。その結果、入居日を意識して焦って選ぶことに。
入居に間に合わなかったもの(リビングテーブルやデスクチェア等)は結局、4か月たった今も無い状態。このまま無くても良い、的な空気になりつつあります(^^;
6.意味不明の追加料金に要注意
ゼロキューブでまれに聞くのが「間取り変更に20万円請求された」とかいう意味不明に発生する料金。
我がゼロキューブを担当したハウスメーカーの担当者によると、「構造や使用する材料が変わらないなら、基本的に追加料金は発生しませんよ」という説明でした。
窓の位置、扉の位置、コンセントの位置、シーリングの位置など、建材のグレードや数量が変わらない部分は一切の追加料金はなし。
勝手口が減った分は、シューズクロークの照明と換気扇を追加してプラスマイナスゼロ、みたいな。
また、シューズクロークを広くして、トイレの位置を少し移動したのも、構造上問題なく材料費も変わらないので無料。+BOXを小さくした分は、材料が少なくなり工事負担も小さくなるので減額してもらいました。
ゼロキューブの基本的な標準設備というのもありますが、これについてもハウスメーカーで持っている設備や提携するメーカーによって、同じ料金の範囲であれば、基本的に追加料金なしで選んだり変更したりできるはず。
普通に考えれば当たり前の話。そこで法外な費用を請求してくるハウスメーカーは要注意です。
7.最低限の知識を蓄え情報武装する
ハウスメーカーとのやり取りで要求と異なりことをされても、上手いこと言いくるめられるケースはけっこう多いです。
言いくるめられる理由は、多くが施主の知識不足。
これはある意味仕方ないこと。建築士並の知識をつけるなんて不可能に近いので。
でも、最低限、ハウスメーカーの関係者と対等に会話できるだけの知識は蓄えたい。
自分自身の知識は限界があったとしても、家族親族、友人知人など住宅関係の人がいるかもしれないし、いなくても家を建てた経験がある人などをアドバイザー的にするのでも良いでしょう。