何気に観ていたテレビで衝撃の事実を耳にしました。
「私が見てきた物件で言えば、都心の3階建て住宅の8割は欠陥でした」
そう話したのは欠陥住宅の調査を手掛ける専門家の方。
いやいや、欠陥住宅が専門なら、今まで見てきた物件の中で、そりゃ欠陥している物件の方が多いに決まっとるやろ(^^;
思わず突っこみましたが、理由を聞くと妙に納得。
「建築基準が2階建てに比べて厳しいので、真面目に建てるとコストが高騰します。だから安く押さえようと手抜きしたりコストを劇的に押さえたりしがち」
ふむふむ、なるほど。
つぅか3階建てがそんなに厳しい基準とは知らんやった。
関東に住んでいた頃は、戸建てと言えば3階建てだけど、こちらに越してきてからは3階建てを滅多に見ない。
2階建てが主流で、むしろ平屋の方が3階建てよりも多い。まぁ地価が違うから、そうやろうね。
3階建てのイメージや認識って、その程度しかありませんでした。
ということで軽く調べてみると、2階建てと3階建てではかなりの違いがあります。
1.耐力壁
2階建て:外壁だけ
3階建て:外壁に加え内部の間仕切り壁にも必要
2.構造計算書式
2階建て:指定なし
3階建て:専門的な構造計算が必要
3.構造図
2階建て:不要
3階建て:必要
4.骨組の状況
2階建て:指定なし
3階建て:筋交い補強や床材と梁の固定方式など詳細に定められている
5.使用木材
2階建て:指定なし
3階建て:構造計算に応じた材料
専門用語が多くて私のような素人には詳細は理解できないけど、同じ述べ床面積やったら、3階建ての方が遥かにコストが上がるのは理解できます。
そして、これだけ見ると、3階建ての方が遥かに安全(^o^)
でも、本来は遥かに安全に建てられなければならない3階建てが、そうではないと、この専門家は言ってる訳です。
それが本当なら3階建てを建てるときは、かなり慎重にならねば、ですね(*´・ω・`)b
ちなみに、このオジサン、いや専門家はマンションについても触れていました。
「マンションは新築ではなく10年くらいの中古が良い。欠陥があると2~3年で出てくるので10年間何もなければ安心です」
(@ ̄□ ̄@;)!!ガビーン、それ早く言ってくれよ~。一度、新築でマンション買ってしまったじゃないか。
そう言えば、住んでいた分譲マンションは間もなく10年。いまもちゃんと建ってるか、少し気になる…。