サワディカーッ! まさかの3回目!
タイの話というより、タイに行ったときと帰国したときに、スマホのデータ通信が使えなくて、でも何とか解決した、という話です。
また同じトラブルが起こるかもなので、その時のために忘れないよう、記録の意味で解決方法を記事にしておきます。
⬛楽天モバイル端末を使用
まずはスマホのスペックから。
楽天モバイルはMVNOなので最初からSIMロックは解除されてます。
タイ王国に行くにあたり事前に楽天市場で購入したのが、タイ大手携帯電話会社AISのプリペイドSIM。1000円~1500円で手に入ります。
スペックは以下の通り。
- キャリア:AIS
- 期限:7日間
- 通信:4Gまたは3Gデータ通信2.5GBまで。超えると384kbpsに速度制限
- 通話:100バーツ分付き(タイ国内約100分、日本の携帯電話約16分)
- SIMサイズ:micro、nano対応
- 備品:日本語マニュアル付き
基本的に現地に到着して、SIMカードを挿入、再起動をかければ自動的に繋がります。
プリペイドSIMを差しこみ再起動すると、AIS社から何通かのSMSが届きます。
また、AISスーパーWi-FiのIDとパスワードも届くので、これでAISが繁華街などに設置しているWi-Fiスポットも利用できます。
⬛通話はできるがインターネットはNGに
が、しかし…
バンコクの空港に着き、チェンマイ行きの便に乗り換えるまでの待ち時間に、SIMカードを差し替えましたが、どういう訳か、インターネットが繋がりません。
電波表示は4本しっかり立っていて通話はできるのに、インターネットだけが出来ない状況でした。
実は同僚二人が同じプリペイドSIMを用意していましたが、彼らは難なくインターネットに繋がりました。
ちなみに同僚二人はドコモのSIMロック解除端末で、それぞれiPhoneとAndroidでした。
端末の設定をいろいろいじってみましたが、なかなか繋がりません。
⬛SIMカード自体を疑ってみた
そのうちSIMカード自体に問題があるのではないかと疑い始めました。
そもそもデータ通信ができないSIMなのではないか、すでに有効期限が切れてるSIMではないのか等。
そこで、販売元の会社にメールしてみると「通話ができてデータ通信だけできないのはあり得ない。もう一度設定を確認してみて」とのツレナイ返事(´・д・`)
その設定の仕方を聞きたいのに…。
チェンマイ空港に着いたとき、AISのプリペイドSIMカードの販売店を発見。
早速、繋がらない旨を説明するけど、「ここは販売するだけよ。詳しいことはキャリアショップの方に行ってみて」と、これまた突き放されることに。
ということで諦めました。
幸い、空港やホテルではフリーWi-Fiが使えるし、町中のショッピングモールなど人が集まる場所はAISのWi-Fiサービスも使えたので、そこまで不便は感じませんでした。
タイに入国して2日、少し悔しいけど、これで我慢するか、そんな感じでした。
⬛現地のガイトさんが奮闘
3日目はバンコク市内から片道2時間以上かかる場所へ移動。
行きのバスの中で、タイ人女性のガイドさんに何気にスマホが繋がらない話をすると、物凄く不憫に思われたのか、いきなりAISのショップにTELをしてくれました。
何やらタイ語で長いこと話していましたが、TELが終るとガイドさんはこういました。
「設定の仕方が私の携帯電話にSMSで送られてくるので、それでやってみて」
まもなくしてガイドさんにSMSが届く。その内容はアクセスポイントの詳細設定でした。
「説明」→「通信とネットワーク/もっと見る」→「モバイルネットワーク」を選択
この中から「アクセスポイント名」を選択して、右上にある追加の「+」を押します。そこで以下の4ヶ所だけ入力します。
- 名前:AIS internet
- APN:internet
- 認証タイプ:CHAP
- APNタイプ:default
※「MCC」と「MNC」は自動で数値が入るのでノータッチ
これでOK。
いままでの不通がなんだんったんだ、と呆れるほど、いとも簡単にインターネットが繋がりました。
丸2日間は使えなかったけど、残り3日目しっかり使えたので、とても快適に観光を終えることができました。
ほんとにガイドさん様々。ガイドのパーさん、ありがとう(*^▽^*)
⬛帰国したら今度は日本でインターネット不通に
若干、嫌な予感はしてましたが、日本に帰国してスマホのSIMカードを入れ換えてみると、案の定、タイに着いたときと同じ、通話は出きるけど、インターネットに繋がらない。
帰宅して妻のスマホから検索してみたら、やはり同じようにアクセスポイントの設定が必要でした。
- 名前:rmobile.jp
- APN:rmobile.jp
- ユーザー名:rm
- パスワード:0000
- APNタイプ:PAP
これで無事に国内でもインターネットが繋がりました。
楽天モバイル端末すべてがこうなのか、それとも楽天モバイルのシャープAQUOS端末だけなのか、未だに不明ですが…。
もし、海外でプリペイドSIMによるインターネットが使えないときは、アクセスポイント名を入力する必要があることだけは分かりました。
難儀したら、迷わずキャリアショップに駆け込むことをおすすめします。
⬛海外でのSIMカード保管に注意
補足ですが、ご存じの通り、いまのSIMカードはとてもとても小さいです。
海外渡航中、使用しない日本のSIMカードを保管する場所はあらかじめ決めておいた方が良いです。
専用の小さい袋や小銭入れを用意するとか。
自分は用意してなかったので、現地通貨を入れる財布に保管してましたが、毎回、お金を取り出す度に、無くしてないか確認しないといけないので、少しストレスでした。
海外で無くさないようにお気をつけくださいね。