うきは市にあるうきはアリーナ(体育館)に行ってきました。
市役所に勤める高校時代の同級生によると、この体育館は、至るところに地元の耳納杉を使って建てられていて、床材もしかり。
住宅で言えば天然無垢材ということになります。
建てられてから9年ほど経っていますが、実はこの1~2年で、床をはじめ天然杉を使っている部分の破損が目立っているのです。
メインアリーナはこんな感じですが、床をズームアップしてみると継ぎ接ぎが目立ちます。
いまは一通り補修されていますが、半年ほど前に来たときはかなりの痛み具合。所々が反り返っていて、継ぎ目の部分が鋭意な刃物状態になってました((( ;゚Д゚)))
その部分をひとつひとつガムテープで応急措置をして利用したのを覚えています。
うきはアリーナは市の施設ですが、実際には民間の専門業者が管理。
当然ながらしっかりとした管理下で運用されていたと思いますが、それでも天然木材は7~8年で寿命が来るということなのでしょうか。
もちろん体育館の床は住宅よりも負荷がかかるので、その辺は考慮が必要ですが、同僚のお宅の天然木材のウッドデッキも3年で朽ち果てたので、そんなもんでしょうか。
もっとキメ細やかなメンテすれば良いのかもしれないけど、やはり天然無垢材を使うのは、費用・手間・リスク等の面で相当な覚悟がいるのかもしれません。
検討される方は十分な検討が必要ですね。
改めて思います。憧れるけど、ウチはムリ、と。