2か月前くらいから、買おうかどうか迷っているボディバッグがありまして。
お気に入りブランド「Bianchi(ビアンキ)」のやつ。イタリアの自転車メーカーね。
お気に入りといっても、これ↓一つしか持ってないけど。リュック。
もはや、どこのブランドかわからないほど、ロゴマークがすり減っちまってるぜ。いや、本当にビアンキよ( ゚д゚)ハッ!
さて、このビアンキ製品、ブランドだけあって、まぁまぁ高価です。
それが、イオン小郡で半額で売っていたのを発見。おそらく、オレ史上初の半額。
絶対に買う!と意気込んで手にとって見ると、もう一つ別のデザインのも半額。。。
あ〜、いかん、迷った〜、悩んだ〜。甲乙決め難い。その場に立ちすくむこと15分。
迷ったら買わない主義なので結局、保留にして立ち去る。ということを3周続けて行い、4週目にやっぱ買おう、となって先週に行ってみたら、案の定、2つとも売り切れ(・・)
あぁ、人生うまく行かんな〜、と長女と苦笑していると、ショップのお姉さんから声かけられる。
「いま、セールやってます。よかったらいかがですか?」
もともと、この店はセレクトショップなのでアパレルがメイン。、、、いやでも、目的違うし、いらんし、、、。
「今日だけ、100円ですよ〜っ!」
いやいや、、、えっ!? 100円! 100円っ!! 10円玉✕10枚の100円なの?
「はい、ここにあるだけですけど。でもSサイズしかないんです」
いや、むしろSサイズが欲しいし。あ、じゃあ買います、青い方ください。
「ありがとうございます。こっちの白いのも100円ですよ〜、もともと28(ニイハチ=2800円)とかのですし」
う〜ん、でも、2枚もいらんかな、、、ん? 96%オフ? 、、、じゃあ、それも下さい。
「ありがとうございます!!」
果たして、1枚200円のシャツを2枚手に持ちレジに向かう40代男性の姿は、長女には、あるいは周りの人からは、どう見えただろうか。
あいつ、安いからって2枚も買いやがったぜ、ハハハ。なのか、Sサイズが入るなんて羨ましか〜、と思われたか。
間違っても、あの人なんか格好いい、ステキ、とは思われないのは理解できました。
その証拠に、レジに到着したときには、2枚ではなく、3枚持っていたのだから。
時計の針を、レジ到着から10秒ほど巻き戻してみよう。
お姉さんは「ありがとうございます!!」と発した数秒後、さらに被せてきたのです。
「これ、赤いの、これもSサイズ!これで3種類です!」
ほぼ投げるように渡されたのが、娘からいちばん似合わないと言われている赤いTシャツでした。
もはや、3枚目のやり取りに、買う?買わない?のQ&Aは存在しませんでした。
とっても、お得な買い物をしたはずなのに、誰も得をしていないように感じるのはなぜだろうか。
「なんで、3枚も買ったと?」
長女がマジ疑問モードで問いかけてきます。
だって3枚で300円やったけん、、、
そう返すのが精一杯でした。
この先、着ることはあるのだろうか。来ても着なくても、やっぱり得した気分には、なれそうもありません。