購入したFIAT500の足回りの話。
納車はまだで、店舗訪問の際もちゃんと確認しなかったので、現状のタイヤのメーカーは不明ですが、前輪だけ角っ子がずいぶん丸くなっていたので、前後のタイヤを入れ替えるローテーションをお願いしています。
了解いただいた上で、販売店オーナーからは「他になんか適当なタイヤがあれば交換しときます」とも。
そんな程度のタイヤなので、交換されてたとしても、長く履き続けられないことは明白。そのため、購入を決めてからはタイヤも調べています。
タイヤ交換するとするなら、選択肢は大きく2つ。ブリヂストンかイタリアメーカーのどちらか。
《ブリヂストン》
我が町は、ご存じの通り(意外と知らない?)、ブリヂストン創業の町です。
伝統工芸品である久留米絣をこよなく愛するように、タイヤもやっぱり地元愛が、一応あります。
FIAT 500に似合うかどうかは関係なく、地元民として履く理由があるのです。
でも、高い_| ̄|◯
だから、今まで買ったことない(笑)
ただ、良く調べてみると、ブリヂストン傘下に「デイトン」というブランドがあるらしく、これがまあまあ安い。
4本で取付工賃込みで3万円くらい。これが一つ候補です。
《イタリアメーカー》
やっぱりイタリア車にはイタリアタイヤメーカーが似合う。代表的メーカーと言えば「ピレリ」です。
その証拠に、ピレリのホームページでは、車種を選択する項目に、しっかりとFIAT 500が入ってます。しかも型式まで。
同じ国のメーカーなので、お互いを知り尽くしてるからこその愛称のよさは想像に難くないでしょう。それ以上に、イタリアマニアとしてはイタリアで揃えたい思いも、当然ある(-ω☆)キラリ
有名メーカーなので高いと思ってたけど、意外と手頃な価格。ネットで見ると4本で4~5万円ほど。
タイヤのサイドに「PIRELLI」と商品名の文字が格好良く入っているのも好印象。
《その他》
この2つ以外で気になったのが「ファルケン」。これも一応、国産メーカーのブランドっぽいです。そしてもう一つ、実は先述の3ブランド以上に気になるブランドを発見しました。
「ルッチーニ」。
全く聞いたことのないタイヤブランドですが、その字面からして明らかにイタリア語。しかも商品名は「ボーノ(BUONO)」。
和訳だと「美味しい」の意味。これで間違いなくイタリアメーカーだと確信しました。
きっと、イタリアではピレリが強すぎて、それ以外のメーカーが国外に出られるだけの体力がなくて、でも2番手、3番手のメーカーがあってもおかしくないワケで。
イタリアを代表する大衆車メーカーの足元に、イタリア第2(かどうか知らんけど)のタイヤメーカー「ルッチーニ」。
言葉の響きから、イタリア一色に染まります。これしかない。しかも高くない。ピレリの安いモデル並み。
でもね、、、、「ルッチーニ」はまだしも、「ボーノ」(美味しい)って、イタリア人がイタリア国内で売る商品に付けるかな???
日本人が商品に「スモウ」って付けるくらい、代表的な言葉すぎる、、、。
ということで、いろいろ調べてみると、これが情報が少なっ。
公式サイトらしきところに沿革や歴史の記載はなし。怪しい、怪しすぎる(ー_ー;)
で、ほぼ唯一の情報として辿り着いたのが、韓国タイヤメーカーの上位ブランド説。そう言われると、名付けとかそんな気がしてきた。
現時点では確かな情報は得られてないけど、ただ、偽イタリアメーカーだとしても、イタリアっぽい響きだけで心が揺れ動いているのは事実。
こちらの商品、アルミホイールセットで5万円以下です。格安。
確か、購入したFIAT500のホイールはボロボロ。もしホイールの補修が上手く行かないとき(自前の予定)は、ルッチーニにするかも。
10年落ちの格安ポンコツイタリア車に、偽イタリアメーカーのタイヤなんて、これはもうネタ的にオイシイとしか言いようがない。
※3/24修正しました(「ジ」⇒「ヂ」)