以前に住んでいたマンションは西向きでした。
購入を決断する時は「東向きよりはマシかな」程度に思ってましたが、実際に住んでみると、とにかく西陽に苦しめられました(>_<)
洗濯物は天気が良ければ時間帯に関係なく直ぐに乾くけど、午前中の早い時間は照明がないと暗いし、夏は西陽によってカーテンを閉めても、クーラーを付けても暑かった…。
2年目には、バルコニーに面していた和室の畳が日焼けで変色する始末。マンションに関しては西向きで良いことは1つもなかった感じです。
ちなみに、近所に住む親しい友人は、北向のワンルームでした。さすがに直射はあたらないけど、窓の外は遮るものがなに一つなかったので、昼間は安定した明るさを保っていたのが印象的でした。
こうした経験から、確保すべき部屋の向きは、南>東>北>西の順ではないかと思ってます。
そして、今回、ゼロキューブに住み始めて思うのは、西陽対策はもちろん、特に東向き(できれば南東)の視界(窓)確保が重要だと思ってます。
ウチの配置図は以下のような感じ(古い資料…(^∇^;)。
北側は3メートルほどの高台に、市の施設が建っているので、我がゼロキューブでもっとも光が入ってくるのが、この吹き抜けの東側の大窓です。
南からの光は少なくても、夕方まで照明は要りません。西側は隣家が近接なので西陽の影響もなし。
この結果、朝起きると清清しいほど太陽の光を浴びることができ、洗濯物も午前中のうちに即乾です。
契約直前に2F部分を反転させたのは、つくづく正解だったと思います。
ただ、ウチは土地の向きや四方の状況に運があっただけ。とくに深く設計したわけでもなく、単なる結果論でもあります。
これからゼロキューブを建てる人が、必ずしも東側に視界が取れるとは限りませんが、1つ検討して欲しいのが、まずは東西南北の向きのこだわりを捨てること。
いちばん視界が開けている方向にリビングの窓を設けて、その向きに吹き抜け&大窓を設置。それが例え北向きであっても、空しか見えないほど視界が確保できるのなら、きっと日中は明るく過ごせるのではないかと思います。
例えば、南側に高い建物があるのに、無理して南側に窓を設けるよりは、視界がある方角に窓を設ける方が遥かに効果的ではないかと。
ただし、何度も言いますが、西陽は要注意です(`へ´*)ノ