以前に幼稚園の件を書きましたが、続編として長女のことでも書こうと思う。
長女は、結婚7年目にしてもうけた待望の第一子。
3歳まで埼玉の分譲マンションで暮らし、次女が生まれたのを機にUターン移住&転職。移住の準備もあり、1年間は妻の実家に家族を置いて福岡に単身赴任。
その1年間、長女が通ったのが全園児6人という妻の実家近くの保育所。超ド田舎の大自然。
少人数なのに先生が2~3人付いたので、長女は、そこで礼儀作法をしっかり教え込まれた。
こちらに引っ越してきて規模の大きな保育園に移ってきた当初は、その礼儀作法を発揮。
一人だけ正座で座っていたり、読み書きが人一倍できていたり、ご飯は食べ終わるまで席を立たなかったり、布団や枕は足で踏まないように気をつけて歩いたり。
抜群のお行儀の良さで先生たちから誉められていたけど、それはもう遠い過去のこと。1年も経つと善くも悪くも周りに溶け込んだ。
それから数年が経ち、いまでは、すっかり普通の小学2年生に。いや普通ならまだ良いけど、できていないことの方が多い気がしてる。
- 遊んだあとは、いつも散らかり放題
- 片付けてと言っても聞かない
- 食事を終わるのが遅い
- 妹以上に食べ物をこぼす
- ときどき妹を泣かす
- 不貞腐れてトイレに籠る
- 未だに自転車に乗れない
- 徒競走はいつもビリ
- 時計の針が読めない
周りの子に比べて劣っているのではないか、と思うことが多くなってきた。このまま出来ないことが多くなっていくのだろうか…。
でも最近は、それでも良いではないかと思う。
食事は遅いけど、嫌いなものでも、嫌々ながらも最後まで食べられるし。
妹と喧嘩するのは、きっと妹と楽しく遊びたい思いが少し強すぎるだけじゃないかと。
自転車に乗れなくても一輪車には乗れるから大丈夫。
片付けてという声は、聞いてないのではなく、聞こえてないだけ。
夢中になり過ぎて聞こえてないだけ。長女が夢中になり過ぎること、それはお絵かき。
お絵かきが好きで好きでたまらないことを、お父さんお母さんは知っている。
「好き」は才能の第一歩。
これからもっと、お絵かきが好きになるように応援をしたいと思う。
新築したばかりなので、壁紙に描かれるとしかめっ面になるかもだけど、リビングでもダイニングでも和室でもキッチンでもトイレでも、どこでもよいから、アイデアが浮かんだら好きなだけアイデアを形にしてみたらいい。
周りができて自分ができないことが多少あったとしても気にせず、好きになれることを1つでも多く見つけて欲しいと思う。
そんなことで、昨年に引き続き、今年も市の絵画コンクールで入賞。
おめでとう!よくできました\(^o^)/