寒さがしみるこの時期。
通勤時間の割りには外を歩く時間が、ほぼ1分という短い環境に改めて感謝しています。
ドアツードアで自宅から会社まで1時間5分ほど。
最寄りのバス停まで徒歩1分、会社が入居するビルは私鉄→地下街で直結。バス→私鉄の乗換えで外気に触れるとは言え、屋根があるので雨も問題なし。
実質、雨風にさらされるのは自宅→バス停までの1分だけなんです。
それでいて、自宅は私鉄駅からは遠く離れた(バスで15分)郊外なので、当然ながら土地も駅近に比べたらぐーんと安く、夜はとても静か。
さらにもう1つ、立地の良さを挙げるなら、早朝のバスの本数が異常なほど多いこと。
このバス停は、2か所の始発点(1か所はバス車庫)からバスがやってくる合流地点。朝6時を過ぎると、おおむね4~5分毎に次々とバスがやって来ます。
しかも、どのバスに乗っても、必ず、私鉄に乗り換えるターミナル駅を経由。
だから時刻を気にして家を出ることがほとんどない。取り敢えず行けばバスは来るし。山手線かよっ、みたいに利用しています(帰りはなぜか少ないですが…)。
改めて思う、奇跡の好立地\(^o^)/
本当によい土地に恵まれたな、とこの寒い時期にこそ思うわけです。
さて、ここからが本題。
駅からの距離と予算の狭間で悩んでいる方がいたら、もう少し視野を広げてみたら、という記事をずいぶん前にアップしたことがあります。
でも、いま思うと、駅から遠いのなら、やっぱりバス停が近い方が良い、ということ。
以前は、駅から遠くても、自転車やバイクで駅まで行けばいいやん、という考えでした。
しかし、バイク通勤する会社の先輩が、ここ最近、「手足に血が通い始めるまで一時間かかるわ(笑)」と毎朝のように呟いてます。
そんな、笑えない冗談を聞く限り、バイクや自転車で通えるのは暖かい時期だけという結論に。
であれば、徒歩圏内に駅がなければ、せめてバス停は必須という訳です。
ちなみに、こんな統計を見つけました。
駅から離れるほど右肩下がり 中古マンション価格|不動産・住宅ローン|NIKKEI STYLE
駅から徒歩1分離れる毎に、坪単価が約3万円下がるというもの。関東の話ですが、駅から遠くなれば安くなるのは、当然といえば当然。
でもその金額は意外と大きいよ、という記事です。
これまで9回引っ越しした経験(物件を9回探した)から言うと、家賃や土地の価格は駅からの距離が大きく影響するけど、バス停は家の価格にはほとんど反映されない模様。
だからこそ、駅近ではなくてもバス停近の物件は、好立地と言えると思います。
もちろんバスの本数にもよりますが、こと県内に至っては、全国有数のバス天国なので、たいていはバス路線が通ってますので。
今更ながら、バスの有り難みを感じてる次第です。
少し高めの駅から徒歩圏内の物件にするか、駅から遠くて安いけどバス停が目の前、みたいな物件にするのか。
ウチのようにコスパを重視されるのなら、そんな視点で土地や物件選びをしてみると、選択肢が広がるかもしれませんね。